«充実した日曜日»

日曜日はみんなで旦那さんの実家へ帰った。
着いてしばらくして、子供を預かってもらって買い物へ。
トイレットペーパーとか、来客用の紅茶とか、そんなモノを買いに。

まずは近所のダイエーへ。
子供の大好きなイチゴを買う。
次に紅茶を買いに‥と思ったら、旦那さんの要望でラーメンを食べに行くことになった。
目指すお店は北大路にある「いいちょ」。
子供を預かってもらっているのをいい事に、子供同伴ではなかなか行けないお店に行きたいらしい。
そしてここは2人とも初めてのお店なんだけれど、どうやらものすごく有名らしい。
名前は確かに聞いたことあるし、お店の前にはすごい行列が出来ていた
「並んでまでは食べない」というのがポリシーらしい旦那さんも、今日はせっかくだから並ぶと意気込んでいる。
ラーメン屋さんて回転早いし、意外とすぐなんじゃないかな？

結果、30分くらい待ってお店へ入れてもらえた。
私は普通のラーメン、旦那さんはみそラーメンと焼き飯。
一口食べて、あ、この味好きかも、って思った。
味がしっかりしているんだけれど、あっさりしてる。
スープを全部飲みたい衝動に駆られる味。
旦那さんもそれは同じだったようで、お店を出てからも「久々にうまいラーメン屋見つけたわー」と何度も言っていた。



さて次は、紅茶を買いに北山紅茶館へ。
ここは私のお気に入り。
店内でゆっくり出来るし、スコーンやモンブランが美味しい。
紅茶を買うだけだったハズなんだけれど、ついでに休憩することにした。
旦那さんはアップルティー、私はスコーンとダージリンセカンドフラッシュ。
最近ほとんど家でしか紅茶を飲んでいないので、楽しみだー

りんごのいい匂いと共に、旦那さんのアイスアップルティーがきた。
「ウマー」つって飲んでるよ。
スコーンは1コだけだったので一応「いる？」と聞いてはみたが、どうやら「あげたくないオーラ」が出ていたみたいで、「‥いい」と断られた。
プロの淹れたセカンドフラッシュは全然違った。
渋みがほどよい感じ、しかもよ～く味わうとフルーツっぽいほのかな甘みを感じる。
お正月にセカンドフラッシュを実家からもらったので大事に飲んでいるんだけれど、ちゃんと淹れないともったいない気がしてきた。
紅茶は何を買おうか迷ったけれど、この日はアッサムにしておいた。
‥ちゃんと淹れなければ

次はみたらしだんごを買いに下鴨神社の前へ。
ここのみたらしは、京都で1番美味しいと思う。
みんなで食べるぞー

実家に戻ると、息子はおじいちゃんおばあちゃんと散歩に行くところだった。
近くにいい公園があってうらやましいなぁ。
しかも、ケーキやべーグルやラーメンやカフェなど、北区には美味しいものが多いと思う。




この日の夕食は、パスタとチーズフォンデュ。
具はエビ、ブロッコリー、パン、ソーセージetc‥。
赤ワインまで用意されていた
飲まない旦那さんはチーズフォンデュにあまり興味を示さず、パスタばっかり食べてた。
そして家族会議の結果、「チーズフォンデュはパン以外はイマイチ」「エビはやっぱり串揚げに限る」という結論に達していた。
私は、チーズフォンデュってワイン好きにはちょうど良いお供だと思うんだよなぁ。
飲みながらチビチビ食べたい。
だから飲まない人にとったら、あまり美味しく感じないのかもしれないね。

息子はこの日、喜んで色んなものを食べていた。
うちでもこのくらい食べてくれたらなー。
最近、野菜をかたくなに否定するので困っている。
時期が来れば食べるんだろうか

夜も更けてきたので、この日はおひらき。
また次の土曜日に来ます～
旦那さんは帰り道、「いいちょのラーメン食べたいな‥」って何度もうわ言のようにつぶやいていた。
昼に食べたばかりなのに、そんなにハマッたか
何だか通うことになりそうだなー。








そして今日、東京の義妹から美味しそうなお菓子が届いた。
子供服をあげたお礼らしいんだけど、私も周りからもらってるしお礼なんていいんですよ？
開けてみると‥。



美味しそうなパウンドとジャムのセットだった
メールによると、真ん中の妹さんが勤めているレストランのものらしい。
お菓子の箱の中にそのレストランの写真が載ったパンフが入っていた。
何だかものすごく雰囲気良さげで高級そうなレストラン‥。
お菓子は、息子に見つからないようにコッソリいただきます。（最近キリがないので）
そしてジャムはグレープフルーツのジャム。
それって初めて食べるかも。
こちらも楽しみ


そんなワケで、美味しい物に囲まれて幸せな毎日を送っておりますが。
悩みはやっぱり、息子が野菜を食べてくれない事かな‥。
子供って、こんなものなんでしょうかねー。

«1歳半検診»

今日は息子の1歳半検診だった。

1時半にバスで南区保健所へ行くには、早めにお昼を食べてから出なければ。
そう思っていたら、午前中に元同僚から電話がかかってきて、ついつい長話。
結局ドタバタしながらバス亭へ向かったのでした。


1歳半検診の内容は、公園のママさん達の間でも結構話題に上っている。
その次の検診が3歳3ヶ月までないらしく、結構細かく発達の度合いをチェックされるらしい。
チェックのために3つくらいのテストをされるのだけれど、それが出来なくて落ち込んで帰ってくる人もいる。
さて、息子はどんな感じかな？



バタバタ出発した割には、着いたら3番目だった
で、すぐに名前を呼ばれて息子と一緒にテーブルの前に座らされた。
机の上には赤い積み木が散らばっている。
ほほう、コレが最初のテストか。
公園のママさん情報によると、これを3つか4つ積み重ねなければならないらしい。
目の前に座った職員さんは息子のカルテを見て関係ない話をしている。
が、視線はしっかり息子の手元へ。
しかし息子は、それを投げたり転がしたりして一向に積み上げる気配なし。
「い、家ではやるんですが‥」
思わずフォローしちゃったよ。

そして5分経過。
やっと、息子が積み木を積み上げ始めた。
「出来たね～」
と職員さんに褒められ、ホッとする私。

それが終わると、今度は赤い鉛筆と紙が出てきた。
次は「なぐり書きが出来るかどうか」だ。
これはスラスラといつものように出来た。

そして最後に魚や電車や犬など、6つのイラストの描かれた下敷きが出てきた。
「ワンワンはどれかな～？」の問いに対してきちんと犬を指差せるか、というもの。
正直、これは自信がなかった。
案の定、「ワンワンは～？」に対して、現在1番大好きな電車を指差す始末‥

話せる言葉も「少ないかな？」と心配していたけれど、指差しは他でもちゃんとするし、とりあえず意思の疎通が出来ているみたいなので、問題ないとのこと。
よかった～。

身体発育の方は、身長80cm、体重10.8kgで標準だった。
そして歯や身体の検診をしてもらい、やっと帰ることが出来た。


今回は、いつもにも増して疲れた。
子供が大きくなって動くようになると、ベビーカーを持ってバスに乗るのがタイヘンだ。
バスのボタンをすぐに押そうとするし。
旦那さんと車で来ている人も結構いて、うらやましかった。
しかし今日はうちの旦那さんは埼玉へ出張中なので、最初から無理だった。
しかも社長と工場長も同行するらしく、社長に至っては東京で行きたいメガネ屋さんがあって、帰りに寄りたがっているとか。
社長、メガネなんてかけてたっけ？



ともあれ息子は順調に育っているようなので、あとはもうちょっと言葉がけを増やすようにして、脳の発育を促したいと思います。

«おばあちゃん»

旦那さんの母方のおばあちゃんが亡くなられて、ちょっとバタバタしていました。


おばあちゃんは夏に100歳のお誕生日を迎えたばかりで、私の目にはまだまだ元気なように映っていた。
確か、お誕生日会の時にコーラを飲んでいたような‥。
それを見て、えっ100歳ってコーラ飲めるんだ！って驚いた気がする。
みんなでケーキを食べて、沢山の孫やひ孫に囲まれて、とっても良いお誕生日会だった。



そんなおばあちゃんの容態がおもわしくないと聞いたのは、つい先週のこと。
入れ替わり立ち代りお義母さん達がお見舞いに行っているのを目の前で見ていて、何だかいつもと違うと思った。
私にとっては何気ない1日だけれど、みんなにとってはこの1日1日が大きな意味を持つのかもしれない。
そう思いながら過ごして2日目、息子と公園にいたら、会社にいる旦那さんから「おばあちゃんが亡くなった」と電話がかかってきた。

その日の晩、急いでおばあちゃんの自宅へ行き、そこで私はやっと会うことが出来た。
おばあちゃんはキレイにお化粧してもらった後で、100歳とは思えないほど肌にもハリがあって若々しかった。
お誕生日会と同じ場所で、同じメンバーでおばあちゃんを囲む。
何だか、微笑んでいるように見えた。


そして昨日お通夜があり、今日がお葬式。
私は息子が小さいので、同じくらいの子供がいる親戚のSちゃんと行動を供にした。
式の途中で子供が騒ぎ出したらすぐに出られるように、通路側の席に座らせてもらった。
案の定、息子は途中で、木魚を叩いてお経を読むお坊さんに合わせて手を叩いて踊り出したので（おいおい）、退席させてもらった。
今、好きなCMで同じように反応するのがオモシロイらしいので仕方ないんだけれど、うーん、ひ孫だし、亡くなったおばあちゃんも笑って許してくれるかな‥。

小さい頃、おじいちゃんのお葬式の時、自分や弟達が同じように走り回っていたことを、ふと思い出した。
きっとあの時の母は、今日の私みたいに困っていただろうな。


この1人のおばあちゃんからは、11人の孫と17人のひ孫が誕生している。
それでなおかつ100歳の賞状を市から戴いて、おばあちゃんの人生は大成功だったに違いない。

おばあちゃんは、沢山のお花に囲まれて旅立って行った。
出棺の時、1歳の息子はバイバイとしきりに手を振っていた。
亡骸はバイバイだけれど、魂はちゃんと残っているから大丈夫。
これからも、みんなが幸せでいられるように見守っていてください。