2009 |
12,24 |
«おばあちゃん»
旦那さんの母方のおばあちゃんが亡くなられて、ちょっとバタバタしていました。
おばあちゃんは夏に100歳のお誕生日を迎えたばかりで、私の目にはまだまだ元気なように映っていた。
確か、お誕生日会の時にコーラを飲んでいたような‥。
それを見て、えっ100歳ってコーラ飲めるんだ!って驚いた気がする。
みんなでケーキを食べて、沢山の孫やひ孫に囲まれて、とっても良いお誕生日会だった。
そんなおばあちゃんの容態がおもわしくないと聞いたのは、つい先週のこと。
入れ替わり立ち代りお義母さん達がお見舞いに行っているのを目の前で見ていて、何だかいつもと違うと思った。
私にとっては何気ない1日だけれど、みんなにとってはこの1日1日が大きな意味を持つのかもしれない。
そう思いながら過ごして2日目、息子と公園にいたら、会社にいる旦那さんから「おばあちゃんが亡くなった」と電話がかかってきた。
その日の晩、急いでおばあちゃんの自宅へ行き、そこで私はやっと会うことが出来た。
おばあちゃんはキレイにお化粧してもらった後で、100歳とは思えないほど肌にもハリがあって若々しかった。
お誕生日会と同じ場所で、同じメンバーでおばあちゃんを囲む。
何だか、微笑んでいるように見えた。
そして昨日お通夜があり、今日がお葬式。
私は息子が小さいので、同じくらいの子供がいる親戚のSちゃんと行動を供にした。
式の途中で子供が騒ぎ出したらすぐに出られるように、通路側の席に座らせてもらった。
案の定、息子は途中で、木魚を叩いてお経を読むお坊さんに合わせて手を叩いて踊り出したので(おいおい)、退席させてもらった。
今、好きなCMで同じように反応するのがオモシロイらしいので仕方ないんだけれど、うーん、ひ孫だし、亡くなったおばあちゃんも笑って許してくれるかな‥。
小さい頃、おじいちゃんのお葬式の時、自分や弟達が同じように走り回っていたことを、ふと思い出した。
きっとあの時の母は、今日の私みたいに困っていただろうな。
この1人のおばあちゃんからは、11人の孫と17人のひ孫が誕生している。
それでなおかつ100歳の賞状を市から戴いて、おばあちゃんの人生は大成功だったに違いない。
おばあちゃんは、沢山のお花に囲まれて旅立って行った。
出棺の時、1歳の息子はバイバイとしきりに手を振っていた。
亡骸はバイバイだけれど、魂はちゃんと残っているから大丈夫。
これからも、みんなが幸せでいられるように見守っていてください。
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turara
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カフェ巡り、英話を学ぶ、猫の餌付け
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30代。
旦那さんと1歳の息子と2匹のネコと京都在住。
日々のアレコレ、まったり更新中。
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