«新型インフルの予防接種»

昨日は、1時半から近くの小児科で、新型インフルエンザの予防接種があった。

早く家を出すぎて時間を持て余してしまったので、たくさん寄り道しながら行った。
空は雲ひとつない晴天。
よく見ると随分上の方に、3機も飛行機が飛んでいる。
気持ち良さそうだな～



着いたらやっぱり早かった‥。
でも中をのぞくと、すでに子供連れのお母さん達でいっぱい。
診察時間外なので、この時間に来る人はみんな同じ予防接種なんだと思う。

中に入って診察券を出すと、問診表と体温計を渡された。
まずは問診表を記入する。
何だか久々に字を書いたよ
次に、体温を計る。
じっとしていないので、これが結構タイヘンだったりするんだよね～

さて、用意が出来た。
看護士さんが言うには、息子は4番らしいです。

その時、診察室から「ギャアァー」という、トップバッターのコのものすごい悲鳴が聞こえてきた。
ハッとする待合室の子供達。
左の女のコは、何かを察知して泣き出している。
右のコは「ママ～、ちゅうしゃするの？」「え？しないわよ～」と騙されている。
しかしうちの息子は、左の泣いている女のコを見て、ヘラヘラ笑っているだけ。
何も考えてないな

一方私は、この病院での接種は初めてなので、上の服を全部脱がすべきか否かで迷っていた。
うーん、どっちかな、と考えていたら、ついに名前を呼ばれた。


息子を抱いて診察室へ。
確認事項を口頭でもう1度聞かれ、聴診器を胸に当てられ、口の中も覗かれた。
服は、腕さえ出せば脱がさなくてよさそうだ。

「では、始めます」
先生はそう穏やかに言った。
次の瞬間、ものすごい迫力でキッと息子をにらみ、息子の左腕をガッと掴んだ。
あまりの気迫に「えっ」とたじろぐワタシ。
そして、同じく驚いた息子が泣き出そうと「ギャ‥」と声を出した瞬間、サッと注射器を取り出し、プチッと息子の腕に針をさした。
ホントに、すごい早業だった。
息子も泣くタイミングを失ったようで、「ギャ」の後は「‥ア？」みたいな感じだった。
この先生、いつもは本当にゆる～い雰囲気の中で親切に病気の説明なんかをしてくれるので、そんなオーラも出せるんだってちょっとビックリした。

その後、先生は注射の跡を押さえるための綿を取り出し、「え～と、針刺した場所、どこやったっけ？」と私に聞いた。なんじゃそりゃ～。
「スミマセン‥。見ていませんでした」と答える私。
だってホントに早かったから。
先生が言うには、「注射の際に子供は動くので押さえなきゃ危ない。過去に腕の中で針が折れたケースが報告されている。」だそうだ。
なるほど納得。


まぁでも、すんなり終わって良かった。
帰りに2回目の予約も入れたし、これで一安心。
つーか、ヒブワクチンと三種混合ワクチンも打たなきゃいけないんだった。
インフルエンザで予定が崩れてしまったよ‥
次回はちゃんと針刺した場所、覚えておこう。