2009 |
04,22 |
«圧力鍋»
最近、朝の目覚めがもの凄く早い。
5時半には起きている。(と言うか、子供に起こされている)
息子は相変わらず、つかまり立ちの朝練を欠かさない

今日も目を覚ますと、やっぱり息子に見下ろされ、ニヤリと微笑まれた。
無視して寝ていると途端に泣かれるので、仕方なくリビングに連れて来た。
子供のいる家庭って、朝から活動的だ。
これは前から気付いていたけれど、まさか自分もそうなれるとは思わなかったな~。
大人になって自分のしたいようにしてきて、そんなダラけた生活を一気にリセットされた気がする。
今日は涼しくていい天気

「今日は銀行に行こうか

「地味だな‥」と旦那に言われた。
うん、確かに。
用事と言えば、銀行(たまに郵便局)に行く事や、掃除や洗濯、料理くらい。
私の想像していた主婦そのもの。
おかげで最近、圧力鍋を使えるようになった。
圧力鍋は便利だ、という噂を聞いて、2年前に購入した。
しかし、鍋の説明書に、「水を加えたら圧力をかけて下さい」という文章を見つけて、ちょっと考えた。
「会社に圧力をかけられる」
「国際社会に圧力をかける」
圧力は、かけてもかけられてもなんかイヤだし、強引さを感じる。
その表現が何だか恐ろしく感じて、持っていたけど1度も使わなかった圧力鍋。
そんなもんなくても、料理出来るもんね~。(じゃあ買うなよ‥)
しかし、今の専業主婦の私には、再チャレンジする時間の余裕がある。
で、恐る恐る奥の方から出してきて、説明書を読みつつ頑張ることにした。
メニューの方は‥初心者にはカレーだよな

材料を切って炒め、水とともに圧力鍋に入れる。
火をつけ、沸騰しかけたら蓋を閉めてロックする。
すると、しばらくして蓋のオモリがシュワシュワ~ッと音と蒸気をあげ、すごい勢いでカタカタと揺れ出した

ギャーちょっと


ややパニック。
なぜか子供を部屋の隅に避難させる。
私には、今にも爆発しそうに見えるんですけど

怯えながら、説明書通り5~10分ほど耐えて火を止める。
あとは、放置する。
圧力鍋は、火を止めてから冷めるまでの間も無駄にしない。
この隙に、どうやら圧力をかけているっぽい。
圧力って、目に見えないけど、一体どんな力なんだろう。
あ、見えないから怖いのか。
そして蓋はロックされたまま、自然に解除される(=冷める)のを待つ。
なんだ、ちょっと音が怖いだけじゃん

でもさー、火を10分程度入れただけで、ちゃんとしたカレーが出来るわけないよねー

そんなことを考えながら試食した

ところがっ
出来上がったカレーが、めちゃくちゃ美味しくて驚いた

人参は柔らかくて甘く、じゃがいもなんて形が崩れそうなくらいホクホクで、お肉だっていつもより全然柔らかい。
そして何よりカレー全体が、煮込んで1日置いた、あの味のこなれたカレーに仕上がっている。
10分しか火を入れてないのに、10分しか火を入れてないのにー

圧力鍋すげー

そして旦那に興奮気味に説明。
そんな事でこんなに喜ぶなんて、ああ私って、専業主婦を満喫してるわ

でもこれで離乳食を作ると、野菜も簡単に柔らかく甘く仕上がって、子供が喜んで食べてくれるようになりました

存在を2年間忘れていたけれど、これからはかなり使い込みそうです

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旦那さんと1歳の息子と2匹のネコと京都在住。
日々のアレコレ、まったり更新中。
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