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つららの戯れ言。

人生メリハリ
2024
05,20

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2008
11,01

今日から11月。

いつも季節の変わり目は、その空気で昔を思い出す。
思い出すのは、決まって高校~大学時代。
てことは、私にとって最も感慨深いのはこの時代ってっこと?


本州のはしっこの田舎の町で、京都の美大を目指すぞと決めてアトリエに通い詰めた高2の春。
あの頃は、ご飯食べるのも忘れて絵を描いていたなあ。(上手い下手はおいといて)

そんな必死なさなか、父親の転勤が決まり、卒業と同時に家族は四国に引っ越すことに。
もし京都の学校に受かっても、里帰りは知らない町にしなきゃいけないんだと思うと悲しかった。
次々に運び出される家具を見て、切なくなった。
沢山の友達や思い出のあるこの町に、私の家がなくなるなんて。


京都で1人暮らしをした初日、不安だったな~。
超過保護な親で、バイトも禁止。高3まで夕方6時以降は外に出してもらえず、友達の家に泊まりに行くことすら許してもらえなかった私が1人暮らし。
やっていけるのだろうか。

自分の知ってる人が1人もいない、誰も私の事を知らない。
今歩いている道ですら、どこに通じているのか分からない。
‥そういや四条烏丸で迷って半泣きになったこともあったっけ。

そして出来た友人はほとんど地方のコ。
最初にお付き合いしたのも地方の人。
今だに付き合いのある、一番仲良くしてたコも地方のコ。

その時の私にとっては、京都人はとても自信ありげに見えて、何となく近づけなかったんですねぇ。なんか関西弁で怖いし。
だって学校の先生や警察官や、小学生まで関西弁なんだよ?ビックリだよ~。


でも、青春時代はいつですか?って聞かれたら、やっぱり迷わずこの時代。
まさか自分があのまま京都に居座って、結婚して子供まで育てることになろうとは。
そして死んだら京都の土になるんだろうか。


住みやすくて極端に都会でも田舎でもないこの街が、最近好きだなあと思います。

そして来年の秋もまた、今日と同じことを思い出すんだろうなあ。
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旦那さんと1歳の息子と2匹のネコと京都在住。
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