«圧力鍋»

最近、朝の目覚めがもの凄く早い。
5時半には起きている。（と言うか、子供に起こされている）

息子は相変わらず、つかまり立ちの朝練を欠かさない
今日も目を覚ますと、やっぱり息子に見下ろされ、ニヤリと微笑まれた。
無視して寝ていると途端に泣かれるので、仕方なくリビングに連れて来た。

子供のいる家庭って、朝から活動的だ。
これは前から気付いていたけれど、まさか自分もそうなれるとは思わなかったな～。
大人になって自分のしたいようにしてきて、そんなダラけた生活を一気にリセットされた気がする。



今日は涼しくていい天気
「今日は銀行に行こうか」と息子に話していると、
「地味だな‥」と旦那に言われた。
うん、確かに。
用事と言えば、銀行（たまに郵便局）に行く事や、掃除や洗濯、料理くらい。
私の想像していた主婦そのもの。

おかげで最近、圧力鍋を使えるようになった。

圧力鍋は便利だ、という噂を聞いて、2年前に購入した。
しかし、鍋の説明書に、「水を加えたら圧力をかけて下さい」という文章を見つけて、ちょっと考えた。

「会社に圧力をかけられる」
「国際社会に圧力をかける」
圧力は、かけてもかけられてもなんかイヤだし、強引さを感じる。

その表現が何だか恐ろしく感じて、持っていたけど1度も使わなかった圧力鍋。
そんなもんなくても、料理出来るもんね～。（じゃあ買うなよ‥）
しかし、今の専業主婦の私には、再チャレンジする時間の余裕がある。


で、恐る恐る奥の方から出してきて、説明書を読みつつ頑張ることにした。
メニューの方は‥初心者にはカレーだよなやっぱ。


材料を切って炒め、水とともに圧力鍋に入れる。
火をつけ、沸騰しかけたら蓋を閉めてロックする。
すると、しばらくして蓋のオモリがシュワシュワ～ッと音と蒸気をあげ、すごい勢いでカタカタと揺れ出した
ギャーちょっと大丈夫なのコレ
ややパニック。
なぜか子供を部屋の隅に避難させる。
私には、今にも爆発しそうに見えるんですけど

怯えながら、説明書通り5～10分ほど耐えて火を止める。
あとは、放置する。
圧力鍋は、火を止めてから冷めるまでの間も無駄にしない。
この隙に、どうやら圧力をかけているっぽい。

圧力って、目に見えないけど、一体どんな力なんだろう。
あ、見えないから怖いのか。
そして蓋はロックされたまま、自然に解除される（＝冷める）のを待つ。

なんだ、ちょっと音が怖いだけじゃん
でもさー、火を10分程度入れただけで、ちゃんとしたカレーが出来るわけないよねー
そんなことを考えながら試食した

ところがっ
出来上がったカレーが、めちゃくちゃ美味しくて驚いた
人参は柔らかくて甘く、じゃがいもなんて形が崩れそうなくらいホクホクで、お肉だっていつもより全然柔らかい。
そして何よりカレー全体が、煮込んで1日置いた、あの味のこなれたカレーに仕上がっている。
10分しか火を入れてないのに、10分しか火を入れてないのにー（しつこい）
圧力鍋すげー


そして旦那に興奮気味に説明。
そんな事でこんなに喜ぶなんて、ああ私って、専業主婦を満喫してるわ


でもこれで離乳食を作ると、野菜も簡単に柔らかく甘く仕上がって、子供が喜んで食べてくれるようになりました

存在を2年間忘れていたけれど、これからはかなり使い込みそうです

«そろそろ部屋を子供仕様に»

土曜日は、息子と2人で旦那の実家へお邪魔した。（旦那は仕事の後に合流）
そして、オムツやおしりふき、乳児用のお菓子なんかを買ってもらった。



息子、初めてのビスケット。
サクッと音をさせて歯で上手にかじっていた。
音だけでもカワイイぞ（相当な親バカ）

その後もイチゴやリンゴなんかを食べさせてもらい、満足げな息子くん。
早く大きくなるのだよ
そして睡眠不足の私は、義両親に息子を預け、1～2時間ほど寝かせてもらったのでした

この日の晩御飯は、手巻き寿司とたこ焼き
焼くヒト、巻くヒト、息子と遊ぶヒト、なんかみんな自由だな‥
ちなみに私は、息子を義家族に預け（またかよ）、手巻き寿司を楽しんでおりました。



そういえば、結構マメにお義父さんが息子の写真を撮ってくれているんだけれど、最近特に息子の表情の変化にビックリさせられる。
たった2週間しかたっていないのに、顔が違う。
乳児から幼児へ、こうやって変化していくんだね～

変化はもちろん顔だけではなくて、運動能力の方も日に日にパワーアップしている。

日曜日は、やっとリビングの子供対策をした。
ホントは赤ちゃん本舗で、ゲートやら何やらを買うつもりだったんだけど。
いざ行ってみると、欲しい形のが無かったりして、で、となりのホームセンターも何となく覗いたりしたんだけど、やっぱり無くて。

しょうがないから、すごく大きなダンボールをもらってきて、それで現在、危険な所を隠してみたりしているわけです。
所詮ダンボールなので、いつまでもつか分からないんだけど、赤ちゃん対策って、何歳までやるもんなの
ネコに見つかったら、爪とぎされちゃうよ～

パソコンもダンボールでぐるりと囲んだので、天気を見るのも一苦労。
ブログの更新も、ゆっくりになってしまいそうな予感‥
知らない間に、PCに依存してたんだな～ってことに気づいてしまいました。

テレビの周りもダンボールで巻いたから、DVDが観れないし、テレビのリモコンも効きが悪い‥。
何だろう、リビングの娯楽的なもの、全部持ってかれた。

‥これはきっと、そろそろ外で遊べってことだよね。

«9ヶ月»

昨日で息子は9ヶ月。
今日は、検診とポリオ接種に行ってきた。



とりあえず8時半のバスに乗るためにバス亭へ行く
ボーッとバスを待っていたら、隣におばあさんが座った。
子供を連れていると、本当によく話しかけられる
この時もやっぱり話しかけられた。

「私は終戦後に、4人子供を産んでねぇ。」
「えぇっ4人もですか。」
おばあさんと、そんな話をしながらバスを待つ。
しかし、先におばあさんが乗るバスが来たので、話は途中で終わってしまった。


今日は、9時に検診、14時にポリオ接種。
その間の時間、なにしよ‥
たぶん4時間はあると思うんだよな～。
家に帰るのも面倒だし、伊勢丹にでも非難しようかな‥。





東寺前の保健所に到着。
まずは定期検診スタート。


前回も会った、外人のジュリアンちゃんにまた会った
お母さんは外国人なので漢字が読めず、もらったプリントの意味が分からなくて苦労しているみたいだった。（日本語はペラペラだったけど）
大変ダネー
しかしジュリアンちゃん、顔濃い
くっきり二重
鼻も口も大きくて自己主張がすごい
そしてキレイな金髪
同じ月齢くらいなので、今に小学校や中学校で同じクラスになったりするんだろーか。


そして肝心の検診は。
‥ショックなことに、子供の体重が減っていた。
身長は伸びているんだけど。
これは私の母乳の出が、最近悪いせいだと思われる
かと言ってミルクは飲めないので（哺乳瓶を受け付けない）、ひょっとして栄養が足りていないんじゃ‥。

栄養士さんに個別で相談して、母乳が何とか1歳までもつように、授乳時間などの細かい指導をしてもらった。
他にも、お菓子はまだ与えないでください、とか、バナナだけじゃなくて他の果物も与えましょう、とか色々。（今、バナナ率かなり高いので）

体重が減ったと言っても、母子手帳の標準グラフからはみ出しているわけじゃないので、そんなに心配はいらないらしい。
子供が動くようになったので、少し減る事もあるんだとか。
とりあえず、また6月に個別で見てもらうための予約をしてきた。




検診が終わったら10時半だった。
これから2時までヒマだよー
よし、歩いて伊勢丹まで行くか

途中で銀行に寄ったりしながら伊勢丹に12時ごろ到着。
私も息子も、おなかすいたー

7階の授乳室で持って来た離乳食を食べさせ、同じ階のレストランで私もごはんを食べる
1人なので、息子が泣き喚かないようにかなり必死デシタ



それからまたテクテク歩いて、東寺近辺まで戻る。
少し早く着いたと思ったら、ポリオ接種のための長蛇の列が出来ていた
うひゃー廊下も部屋もトイレも、赤ちゃんだらけ
私も並ぶ。

で、体温を測ったり、問診をしたりして、OKが出たのでポリオ接種。（注射じゃなくて、液体を飲む）



時間は3時。
さ～帰ろう



近くのバス亭に行くと、次のバスまで40分もある
仕方がないので、テクテク歩いて他の路線を探す。

20分後、バス亭発見。
しかし、私が乗りたいバスは今まさに出発しそうな感じ。
走れば間に合う。
でもしんどい。
もういいや、次のバスまで待とう。

30分後、やっとバスが来た。
乗り込むと横向きのイスが1人分だけ空いていたので、座った。
すると、隣から
「あら～また会った」
と声が。
見てビックリそこには、朝、バス亭でしゃべったおばあさんが座っていた。

いやホント、すごい偶然だよ
お互い朝と違う路線のバスに乗っているのに、また会うなんて‥。
そして朝の話の続きをしたのでした

おばあさんは80歳と6ヶ月（笑）らしい。
高校生のお孫さんがいて、今度イギリスに留学するとか。
戦争後の話とか、最初の旦那さんを病気で亡くした事とか、60歳の時に人にだまされた話とか（）たくさんしゃべった。

「2回も会ったから、また会うかもね～」
「そうですねその時まで、お元気でいて下さいね」
と言って手を振って別れた。


今日は歩き回って疲れたけれど、最後のサプライズ（）で、ほっこりしてしまった。
何となく、いい1日だった気がする




PS・・・ナナメ向かいの奥さんから、コレもらいましたよー